25坪10名オフィスレイアウト:社員間のコミュニケーションを重視した開放的なレイアウト

このオフィスレイアウトは、緩やかな曲線と開放感を取り入れた設計が特徴で、実用性と居心地の良さを兼ね備えた空間構成になっています。

■エントランスと「ダブルエントリーホール」が生む印象と機能性
オフィスの入り口は図面右上にあり、まず来訪者を迎えるのが「Entry hall(エントリーホール)」です。特徴的なのは、中央にももう一つエントリーホールがある点。これにより、受付を通ったあとで社員用動線と来客動線を柔軟に分けられる構造が可能となっています。エントリーホール同士をつなぐ廊下のような空間も自然なゾーニングに貢献しています。

■「Working room(執務室)」は開放感重視+柔らかさを演出
中心に広がる「Working room」は、丸みを帯びた壁やソファ、植物などにより、視覚的にも心理的にも圧迫感のない快適な空間になっています。壁に囲まれていないので、他の空間とも視線がつながり、社員間のコミュニケーションも活発に。デスクワークだけでなく、気軽な相談やカジュアルな打ち合わせにも対応できます。
また、室内に設置されたソファセットや観葉植物がオフィス全体に「ゆとり」と「温かみ」を与えており、いわゆる“働かされている感”を払拭しています。

■会議室の配置は「外」と「内」で使い分け可能
左側に配置された「Meeting room」は、会議や来客応対などフォーマルな目的に適した空間です。6人掛けのテーブルを中心に、両側にイスを均等に配置することで、フラットで対等な議論がしやすい環境が整っています。さらに、バルコニーに面しているため、自然光を取り込みながら開放的な雰囲気を演出。閉鎖感がなく、長時間の会議でも疲れにくい空間になっています。

■「バルコニー」と「カフェ風コーナー」が生むリフレッシュ効果
右側の壁に沿って設けられた「Balcony」は、ちょっとした気分転換や昼休憩にぴったり。リフレッシュ空間を確保することで、仕事のオン・オフの切り替えがしやすくなる設計です。また、会議室の手前に配置されたグリーンとソファのあるコーナー(Refresh corner)は、カフェのような雰囲気を醸し出し、オフィスに“居場所”を増やす工夫とも言えます。ここは来客の一時待機、社員のブレイクタイム、または簡易な打ち合わせなど、幅広い用途に対応します。

■まとめ:温かみ・開放感・効率性の共存
このオフィスレイアウトは、直線だけで構成された“画一的な職場”とは一線を画し、感性に訴えるような曲線美や素材感を大切にした設計が光ります。機能だけでなく心理的な快適さにも配慮された空間であり、「生産性と創造性をともに高めたい」という企業にとって理想的なモデルケースとなるでしょう。

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