「空間が語るブランド哲学」カッシーナ・イクスシー、新本社で示すオフィスの未来像

2024年10月、家具・インテリア業界のリーディングカンパニーであるカッシーナ・イクスシーが、東京都港区南青山のユニマット青山ビル4階に本社を移転し、同時にライブオフィスとしての運用を開始しました。この新オフィスは、単なる業務空間を超え、同社のブランド哲学と未来志向を体現する場として注目を集めています。
ブランドの世界観を体現するライブオフィス
新本社オフィスは、建築家パトリシア・ウルキオラ氏の手によるデザインで、カッシーナ・イクスシーが取り扱う家具やインテリアを実際の業務空間に配置し、訪問者がその魅力を体感できる「ライブオフィス」として機能しています。エントランスロビーには、同社の中核ブランドであるカッシーナの製品が配置され、来訪者を迎える空間としての役割を果たしています。

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000020741.html
多様な働き方を支える空間設計
オフィス内には、円形のスペース「AGORA(アゴラ)」や、多様なテーブルやチェアが配置された「CITTÀ(チッタ)」など、社員の多様な働き方を支援する空間が設けられています。AGORAは、リフレッシュやカジュアルな打ち合わせ、セミナーなど多目的に使用できるスペースで、CITTÀは、オンラインミーティングや集中業務、1on1ミーティングなど、活動に応じた場所を選択できるABW(Activity Based Working)を実現しています。

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000020741.html
理念と空間の融合が生む新たな価値
カッシーナ・イクスシーの企業理念は、「洗練された夢のある生活空間の提案」です。この理念は、新本社オフィスの設計にも色濃く反映されており、家具の配置や空間の使い方に至るまで、ブランドの世界観と一致しています。また、既製品だけでなく、特注家具の提案や製作も行っており、プロジェクトに応じた柔軟な対応が可能です。

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000020741.html
オフィスがブランドのショールームとなる時代へ
今回の移転により、カッシーナ・イクスシーは、オフィスを単なる業務空間ではなく、ブランドのショールームとして活用する新たな試みを始めました。この取り組みは、企業が自社の価値観や文化を空間を通じて発信し、ステークホルダーとの関係性を深める上で、重要な役割を果たすと考えられます。

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000064.000020741.html
まとめ
カッシーナ・イクスシーの新本社オフィスは、ブランドの哲学と未来志向を体現する空間として、業界内外から注目を集めています。オフィスが単なる業務空間を超え、ブランドのショールームとして機能する時代において、同社の取り組みは、多くの企業にとって示唆に富むものとなるでしょう。
企業情報
会社名 | 株式会社カッシーナ・イクスシー |
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所在地 | 東京都港区南青山2-13-10 |
代表者 | アレッシオ・ジャコメル |
設立 | 1980年7月1日 |
事業内容 | 家具・生活雑貨の輸入・企画・製造・販売 |
URL | https://www.cassina-ixc.jp |