東洋エンジニアリング、新本社移転で未来志向の働き方を推進

東洋エンジニアリング株式会社(以下、TOYO)は、30年以上本社を構えていた習志野市から千葉市幕張新都心へ本社を移転し、2024年12月より新オフィスでの業務を開始しました。
この移転は、同社の持続的成長を目指す戦略的な決定であり、新たな働き方の実践を通じて、社員の機動力・結束力・プロフェッショナリティを高めることを目的としています。

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000107878.html
新オフィス移転の背景
TOYOは、中期経営計画(2021~2025年度)において、「EPC強靭化戦略」と「新技術・事業開拓戦略」を掲げています。これらの戦略を遂行するためには、多様な人材のポテンシャルを最大限に引き出し、チームワークを強化できるオフィス環境が必要とされていました。そのため、2025年度を迎える前に、オフィス環境の刷新が求められていたのです。
全社員参加型の移転プロジェクト
新事務所の構築にあたり、TOYOは全社員の主体的な参加を重視。オフィス設計や「働き方のガイドライン」の策定に全社員が関与することで、移転後も社員自らが働き方とオフィスを進化させ続けることを期待しています。

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000107878.html
新しい働き方の実践
エンジニアリングビジネスにおいては、プロフェッショナルによる自律的な働き方とプロジェクトベースの柔軟な人材の動きが求められます。TOYOでは、社員間で議論を重ね、Activity Based Working(ABW)を独自の7つの活動に再定義。新事務所では、それぞれの活動に適した場所を社員自らが選択し、多様なコミュニケーションの機会を増やすことを目指しています。

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000107878.html
オフィスデザインとサステナビリティへの配慮
新オフィスのデザインコンセプトは「BLUE PLANET」であり、TOYOのブランドカラーやエンジニアの哲学、そして地球との共生を重視しています。
オフィス内の動線や家具には、プラントのエネルギーの流れや配管をモチーフにしたデザインが取り入れられています。また、小枝や樹皮などの残材をリサイクルした素材であるNaturescast®を用いたベンチやスツール、本来は床材に使用する木質由来の塩ビシートを天板に転用するなど、サステナブルな素材を積極的に採用しています。

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000107878.html
オフィス戦略としての考察
TOYOの本社移転は、単なる物理的な場所の変更にとどまらず、組織の戦略や文化、そしてブランド価値に直結する重要な決定です。
新オフィスでのABWの実践やサステナブルなデザインの採用は、社員の創造性や協働性を高めるだけでなく、企業の社会的責任を果たす取り組みとも言えます。これらの施策は、TOYOの持続的成長と社会への貢献を強化するものと考えられます。

出典元:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000107878.html
まとめ
TOYOの本社移転は、社員の働き方改革とオフィス戦略を融合させた先進的な取り組みです。新オフィスでの活動が、同社のさらなる成長とイノベーション創出にどのように寄与していくのか、今後の展開に注目が集まります。
企業情報
会社名 | 東洋エンジニアリング株式会社 |
---|---|
所在地 | 千葉県千葉市美浜区中瀬1丁目1番地 幕張テクニカルセンター |
代表者 | 細井 栄治 |
設立 | 1961年5月1日 |
事業内容 | 総合エンジニアリング事業 各種産業プラントの研究・開発協力、企画、設計、機器調達、建設、試運転、技術指導 対象分野 : 石油、ガス、資源開発、石油化学、一般化学、水、交通、発電、原子力、高度生産システム、医薬、ファインケミカル、物流、バイオ、環境、等 |
URL | https://www.toyo-eng.com/jp/ja/ |